ヤバイヤツに恋をした★恋する通学電車
「……じゃあ、菅沼さんの方からオレに言うとか?」


え……えぇっ!?


うわ。


なんだかいつもの結城くんじゃないみたーい!


「え……と。どう言えばいいかな」


「好きかどうか、聞いてきて」


……?


私が「好き」って言うんじゃなくて、聞くの?


よくわかんないけど……じゃあ。


「結城くんっ。私の事……好き?」


うわ、結城くん。まさかの照れ顔。


みるみるうちに、頬が赤くそまってく。


そして。


「……別に、お前の事なんか好きじゃナイけどな?けど……」



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