ヤバイヤツに恋をした★恋する通学電車
「でもな、ちょっと不安なんだよなぁ……」
「え?」
私が結城くんを不安にさせてる!?まさか……。
「菅沼さん……いっつも小説に出てくるヤツに恋してんじゃん。
そのパワーって、オレに向かないワケ?」
えぇっ!
「そ……そんな。別モンだよ。
結城くんが……一番、好き」
「マジで?」
「うん……」
「じゃ、今日からは……オレだけ、見てろよ?」
「……うん」
うわ、結城くん。顔……真っ赤。
これで俺様的告白、完了?
結城くんは私から腕を外すと、
照れ顔を片手で覆った。
「……あー、倒れそぉ」
うわ……。
やっぱ、演技入ってたんだ?
「え?」
私が結城くんを不安にさせてる!?まさか……。
「菅沼さん……いっつも小説に出てくるヤツに恋してんじゃん。
そのパワーって、オレに向かないワケ?」
えぇっ!
「そ……そんな。別モンだよ。
結城くんが……一番、好き」
「マジで?」
「うん……」
「じゃ、今日からは……オレだけ、見てろよ?」
「……うん」
うわ、結城くん。顔……真っ赤。
これで俺様的告白、完了?
結城くんは私から腕を外すと、
照れ顔を片手で覆った。
「……あー、倒れそぉ」
うわ……。
やっぱ、演技入ってたんだ?