ヤバイヤツに恋をした★恋する通学電車
「徳丸!あんたココにいたの?レッスンルームに入っちゃダメっていつも言ってるわよね?」
徳ちゃんのお母さん……私の、ピアノの先生が現れた。
「うわ、鬼ババ」
徳ちゃん、慌てて下へとおりて行った。
はは、鬼ババって……。
怒ったら怖いんだけど、ピアノに対する情熱がそうさせるんだよね。
徳ちゃんはピアノ弾かないし、レッスンルームへはむやみに入ったらダメらしいんだ。
先生は、いつ見てもおしゃれ。小顔でスタイルもいいし、私の憧れ。
もちろんピアノの腕も確かで、ピアノ講師として働いてる若い人までもが、今でも先生のレッスンを受けにくるくらいなんだ。
私も将来は先生みたいに、綺麗で、生徒に羨ましがられるような先生になりたいな。
それが……私の、夢。
ピアノを弾いてる間だけは、妄想はしない。
ただ……その音色だけに
意識を集中し、耳を傾ける。
徳ちゃんのお母さん……私の、ピアノの先生が現れた。
「うわ、鬼ババ」
徳ちゃん、慌てて下へとおりて行った。
はは、鬼ババって……。
怒ったら怖いんだけど、ピアノに対する情熱がそうさせるんだよね。
徳ちゃんはピアノ弾かないし、レッスンルームへはむやみに入ったらダメらしいんだ。
先生は、いつ見てもおしゃれ。小顔でスタイルもいいし、私の憧れ。
もちろんピアノの腕も確かで、ピアノ講師として働いてる若い人までもが、今でも先生のレッスンを受けにくるくらいなんだ。
私も将来は先生みたいに、綺麗で、生徒に羨ましがられるような先生になりたいな。
それが……私の、夢。
ピアノを弾いてる間だけは、妄想はしない。
ただ……その音色だけに
意識を集中し、耳を傾ける。