僕、ギャルと付き合います。
精一杯のウソ
「はぁーっ・・・」


次の日、俺はオフィスで
大きなため息を吐いていた。


俺、由梨を傷つけたかな・・・


『大和・・・好きな人いたんや・・・』


めっちゃ悲しそうな顔してたなぁ・・・


昨日の由梨と別れてから、
何度もあの悲しい顔を思い出した。


由梨、本気で俺が好きなんやろか・・・?


俺はなんだか仕事も手につかず、
ボーっと天井を見上げていた。


ブーブーブー♪


すると、マナーモードにしていた
携帯がポケットの中で震えた。



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