僕、ギャルと付き合います。
そして時計は5時を刻み、定時の時間を迎えた。
集中していたせいか、あっという間に時間は過ぎた。


なんかよく働いたって感じ。


なんかこのまま帰るんも寂しいし、
信樹でも誘って飲みに行くか。


「信樹、一杯やって帰るか?」


大和がデスクに向かい、仕事をしている信樹にそう誘いをかけると、信樹は何やら忙しそうに携帯をいじっていた。


なんや、仕事ちゃうんかい!

「ああ、すまん!今日は約束があって無理や!」


「え? そうなん? また女か?」


「ああ、今回はめっちゃかわいい!」


でたよ、信樹の女好きが。


「たくぅ~程々にしとけよ」


「おう。じゃあ、待ち合わせしてるから行くわ。また今度飲みに行こな」


「おう」


そう言うと信樹は、鞄を持って、そそくさと帰って行った。



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