僕、ギャルと付き合います。

仕方ないなぁ、一人で飯でも行くか。


俺は会社を出ると、一人で街の方へと向かった。


街のネオン街には大勢の人で溢れている。


「一人で居酒屋もなぁ・・・
なんかあったかいものでも食べて帰るか」


まだ二月の上旬、寒さをまだまだ厳しい。
俺はあったかいうどんでも食べて、
身も心も温まろうと考えた。


それに誰もが楽しそうに誰かと話しながら歩いている中、
一人で飲みに行くのが何だかすごく虚しく思えたからだ。


街を歩いていると、カップルが
寄り添いながら歩いてる。


あったかそうやなぁ・・・

俺も彼女ほしいなぁ・・・


幸せそうなカップルと見ていると、無性に恋がしたくなる。
そんな時に浮ぶのはやっぱり利佳子さんの顔だった。


利佳子さんとあんな風に歩けたらなぁ・・・