僕、ギャルと付き合います。
大切なもの
次の日、俺は重い足取りで出勤した。


由梨と利佳子さんに何があったのか?
それはわからない。

しかし二人が接触したことで、
明らかに何かが変わったのはわかる。


一体何があったんだ・・・


「はぁー・・・」


憂鬱な気持ちのままパソコンに向かい、
一つため息を吐いた。


「大和!」


「は、はい!」


「ちょっと」


「はい」


すると、出勤してきたばかりの利佳子さんがいきなり俺を呼びつけた。


きっと由梨のことだろう。


俺は利佳子さんの後を追い、会議室へと入った。







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