僕、ギャルと付き合います。
「それだけや! 早く帰れ!
早く帰って、体を温めろ!
お腹冷やして子供産めんくなったら
どうするねん!」


俺は説教するように、少しきつめの口調でそう言った。


飯奢って、電車賃出すだけやぞ?
それで体を触らすって、一体どんな感覚やねん。


すると白ギャルは目にいっぱいの涙を溜めていた。


えっ!? 何?


「お、おい!」


「ごめんなさい・・・」


そして、溜まった涙が白ギャルの瞳からこぼれ落ちた。


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