僕、ギャルと付き合います。
「由梨! 誰、そのおっさん?」


お、おっさん・・・?


まだギャルがおったんか? 
って、おまえ!
この前の黒ギャル!


辺りが暗くて、顔も黒いから少し見えにくかったが、
そこに立っていたのは紛れもなく、
この前俺にいちゃもん付けて来た黒ギャルだった。


「あれ? おっさんどっかで見たことあるなぁ・・・?
あぁーっ! この前の
パンツ見てきた変態おっさん!」


黒ギャルは、大和がこの前の変態と気付くと、
指を差しながら大声で叫んだ。


うわぁぁぁー!
見てなぁぁぁーい!
いや、モロに見たけど、
無理とじゃなぁぁぁーい!


俺はまるで関係ありません!
と言わんばかりに黒ギャルから目を逸らし、背を向けた。


「おい! おっさん、なに無視しとんねん?
パンツ見た変態おっさん!」


やめろ、やめてくれぇー!
こんな人前で大きな声で言わないでくれぇー!




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