僕、ギャルと付き合います。
「由梨、うそやんな?」


確認するように、黒ギャルが由梨を問い詰める。


「ホンマやで」


由梨はモジモジと恥ずかしそうにしていて、
とても嘘をついている感じではない。


「うそや・・・ こんなおっさんの
どこがええん・・・?」


「全部!」


「全部って・・・、
一目惚れでこいつの何がわかるねん!
変態やぞ? パンツ見る変態やぞ?」


お、おい!


そんなにパンツ見ただの、
変態だのを街中で連呼するな!

みんなが白い目で俺を見てるやないかぁ!


黒ギャルの人目を気にしない発言に、
大和はオドオドと怯えながらも、
由梨の突然の告白に少し心が動揺する。



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