someday somebody
日常
私にとってセックスなんて只の運動で感情がないとダメなんてロマンチックなこと、考えたこともなかった。
だからよっぽど生理的に無理な人でない限り、何の問題もなく肌を合わせることはできた。
私にとってセックスはライフワークの一つだったから。
そうこうして乱れた大学時代を過ごし、晴れて教員としての人生を歩み始めた。
道徳観のかけらもない私が教員だなんて、ほんと世も末だと自分でも笑えるが、この仕事は嫌いじゃなかった。
楽をして稼ぐならいくらでも職はあるだろう。ましてや、女を商品として扱うこの現代であれば…。
実を言うと私も乱れた大学時代に自分を商品として稼いだことはある。それを否定するならすればいい。
私にとってはそれ程意味のないこと。傷付いたとか、汚れたとか、そんな寝言は寝てから言えばいい。
< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

キミガタメ
をりん/著

総文字数/188

恋愛(その他)1ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop