《完》極上☆SWEETS!!③ 〜トライフル・ドリーム〜
ホントに例の話をして
くれるつもりなのか。
ちゃんと確認したくて
真剣な顔で見つめたら、
爽介もフッと笑みを掻き消して、
「……わかってるよ。
そんな顔すんな」
コツンとあたしの頭を拳で
小突いて、爽介はバイク
から予備のメットを取り出した。
それをあたしにヒョイと
投げてよこしながら、
「そんじゃとりあえず帰るか。
――乗れよ」
「ウン―――」
あたしはおとなしく
準備して、爽介に続いて
シートにまたがる。
爽介が無言でエンジンを
ふかし始めたから、
あたしは彼の腰にまわした
腕にギュッと力を込めた。
くれるつもりなのか。
ちゃんと確認したくて
真剣な顔で見つめたら、
爽介もフッと笑みを掻き消して、
「……わかってるよ。
そんな顔すんな」
コツンとあたしの頭を拳で
小突いて、爽介はバイク
から予備のメットを取り出した。
それをあたしにヒョイと
投げてよこしながら、
「そんじゃとりあえず帰るか。
――乗れよ」
「ウン―――」
あたしはおとなしく
準備して、爽介に続いて
シートにまたがる。
爽介が無言でエンジンを
ふかし始めたから、
あたしは彼の腰にまわした
腕にギュッと力を込めた。