《完》極上☆SWEETS!!③ 〜トライフル・ドリーム〜
     ☆☆☆☆☆



家に帰ると、メイドが
出迎えて夕食はどうするの
かって聞いてくれる。



「お願いするわ、ありがと」



カラオケボックスでは
お茶しか飲んでなかった
から、そういえばお腹
ペコペコだったりして。



「かしこまりました。

すぐにご用意しますね」



そう言ってくれたメイドの
言葉に、あたしも荷物だけ
置いてダイニングに入ると――



「パパ!? なんだ、いたの」



驚いたことに、珍しく
パパが自分の席に座ってた。



出張じゃなくても基本
忙しいパパは、帰宅も
深夜がザラで家でご飯を
食べることの方が少ない。
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