《完》極上☆SWEETS!!③ 〜トライフル・ドリーム〜
だから当然今日もまだ
帰ってないと思ってた。


いるなら、メイドも教えて
くれればいいのに。



「なんだはないだろう。

たまに時間がとれた時
くらい、我が家でゆっくり
して何が悪い」



「イヤ別に悪くはないけど。

ちょっとビックリしただけ
じゃない」



まったく、一言イヤミっ
ぽいこと言わないと気が
済まないんだから。


ま、それが性分だって
わかってるから気にも
しないけどね。




パパとは去年までは、
ずっと確執っていうか
わだかまりみたいのがある
関係だった。



それは、パパがあたしが
デザイナーを目指すのに
反対してるって、あたしが
思い込んでたから。
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