《完》極上☆SWEETS!!③ 〜トライフル・ドリーム〜
あたしが聞いたって変には
思わないだろうし――
どんな状況なのかくらいは
教えてくれるかもしんない。
「パパ――あの………」
あたしは食事を中断して
思い切って声をかけた。
パパはグラスを揺らしてた
手をピタリと止めて、
目だけであたしを見る。
「えっと、その。
爽介のこと……なんだけど……」
娘だからって、恋人だから
って、ホントはこんな
ふうに立ち入るのはよく
ないのかもしれない。
けどもう、我慢の限界だし。
パパがどう考えてるのか
だけでも聞きたかった。
思わないだろうし――
どんな状況なのかくらいは
教えてくれるかもしんない。
「パパ――あの………」
あたしは食事を中断して
思い切って声をかけた。
パパはグラスを揺らしてた
手をピタリと止めて、
目だけであたしを見る。
「えっと、その。
爽介のこと……なんだけど……」
娘だからって、恋人だから
って、ホントはこんな
ふうに立ち入るのはよく
ないのかもしれない。
けどもう、我慢の限界だし。
パパがどう考えてるのか
だけでも聞きたかった。