《完》極上☆SWEETS!!③ 〜トライフル・ドリーム〜
最初からわかってる。


――あたしにできるのは、
見守ることだけだって。



爽介がずっと抱いてた、
爽介自身の夢。



それを叶えられるのは、
爽介本人以外にはいない。



――わかってる。そんなことは。



あたしはただ……それを
隣で見守りたい。

それだけだから――…。




「結論が出ればすぐにでも
桐生本人に伝える予定だ。

だからお前も、もう
しばらく待ちなさい」



「ウン……わかった」



パパの声に小さく頷いて、
あたしはキュッと両手を
握りしめた……。





     ☆☆☆☆☆



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