《完》極上☆SWEETS!!③ 〜トライフル・ドリーム〜
そしてそれだけじゃなくて
……その動きはあたしや
貢や雫の道にも、大きな
波紋をもたらすだろう。



――変わってく。

いろんなことが。



「あぁ。

明日話が終わったら――
真っ先に電話するよ」



爽介はそう言ってくれた
けど、あたしは静かに首を
横に振った。



「ここにいちゃダメ?

あたしも、電話じゃなくて
ちゃんと直接聞きたい」



「亜莉紗………」



爽介は一瞬目を丸くした
けど、すぐに頷いて、



「……そうだな。

んじゃ鍵渡しとくから、
先に帰って待ってろ」



「ウン―――」
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