《完》極上☆SWEETS!!③ 〜トライフル・ドリーム〜
まだ靴も脱いでない爽介は
あきれたように苦笑して、



「オイオイ、とりあえず
ソファーにくらい座らせろよ」



「……あ、ゴ、ゴメン」



「気持ちはわかるけどな」



言いながら爽介は靴を
脱ぎ、先にたって廊下を
歩いてった。



明るい声を出してるのは、
張り詰めたあたしの心を
まぎらわせようとして
くれてるのかもしんない。



部屋に入ると爽介は
さっきの言葉どおり
ドサッとソファーに座り、
あたしを見て声をかける。



「来いよ」



あたしは黙ってその隣に座った。



無言で見つめると、爽介は
ようやく『わかってる』
って言うように小さく頷いて、
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