《完》極上☆SWEETS!!③ 〜トライフル・ドリーム〜
出会ってから今日まで、
ずっと近くで彼を見て
きたんだから。
だから、あたしが言うべき
言葉はたったひとつ。
「本当に――おめでとう」
心からの祝福を、短い
その言葉にのせて。
「―――サンキュ」
爽介もただそれだけを
言って、右手であたしの
頭をクシャッと掻き回した。
そして、
「オープンはちょうど1年
後――来年の夏の予定だ。
本格的な準備には、もう
ちょい前からかかるけど」
「ルナには……あとどれ
くらい?」
それを聞くのには少しだけ
勇気が必要だったけど、
あたしは思い切って言葉を
つむぎ出した。
ずっと近くで彼を見て
きたんだから。
だから、あたしが言うべき
言葉はたったひとつ。
「本当に――おめでとう」
心からの祝福を、短い
その言葉にのせて。
「―――サンキュ」
爽介もただそれだけを
言って、右手であたしの
頭をクシャッと掻き回した。
そして、
「オープンはちょうど1年
後――来年の夏の予定だ。
本格的な準備には、もう
ちょい前からかかるけど」
「ルナには……あとどれ
くらい?」
それを聞くのには少しだけ
勇気が必要だったけど、
あたしは思い切って言葉を
つむぎ出した。