《完》極上☆SWEETS!!③ 〜トライフル・ドリーム〜
だからあたしも、『ウン』
とだけ言って。



同じようにほほ笑んで、
そのまま背を向けると
足早に歩き出した。



短い会話だったけど、
きっと爽介に思いは
伝わったと思う。



(それに、あたしもまた
勇気もらっちゃったわね――)



心に静かに燃える火が、
確かに今も熱く息づいてる
のを感じながら。



あたしはもう一度、胸の
内で『頑張るよ』とつぶやいた。





     ☆☆☆☆☆



_
< 250 / 299 >

この作品をシェア

pagetop