《完》極上☆SWEETS!!③ 〜トライフル・ドリーム〜
『――まぁ、そーだよな。

でもお疲れ!
無事に終わったなら何よりだ』



「ウン、ありがと」



緊張が解けて声と一緒に
ホッと息をつく。



そんなあたしに次に爽介が
かけたのは、意外な言葉だった。



『オレ、今店にいんだけど。

体力大丈夫なら、お前も
戻ってこれるか?』



「えっ、店!?」



って、今もう9時過ぎてるけど!?



「なんで? 
なんかトラブったの?

てゆーかそれじゃ、なんで
電話――…」



『トラブルじゃねーよ。
単にオレが残ってただけ。

今は休憩室だ』



「あ、そ、そう……」
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