《完》極上☆SWEETS!!③ 〜トライフル・ドリーム〜
微妙なバランス
☆☆☆☆☆
次の日――
3時半を少し回った頃、
新条さんが店にやって来た。
新条さんはマネージャー
とはいえ、いつもこの店に
出勤してるわけじゃない。
むしろ彼の仕事は本社と
店舗の橋渡しみたいなもの
だから、会議や商談に
出向いてる方が多かった。
あたしはたまたまカフェの
ホールをお客様の様子を
見ながら歩いてて、窓の
外の道路を新条さんの車が
通り過ぎるのに気づいて。
とたん、仕事の忙しさで
忘れてた昨日の出来事を
思い出す。
(そっか……爽介に会いに
来たんだ……)
次の日――
3時半を少し回った頃、
新条さんが店にやって来た。
新条さんはマネージャー
とはいえ、いつもこの店に
出勤してるわけじゃない。
むしろ彼の仕事は本社と
店舗の橋渡しみたいなもの
だから、会議や商談に
出向いてる方が多かった。
あたしはたまたまカフェの
ホールをお客様の様子を
見ながら歩いてて、窓の
外の道路を新条さんの車が
通り過ぎるのに気づいて。
とたん、仕事の忙しさで
忘れてた昨日の出来事を
思い出す。
(そっか……爽介に会いに
来たんだ……)