近くて遠い君へ

6月の晴れた日。

今日は朝から天気もよく、なんだかいい日だな、と窓の外を眺めていた。

ーーーと、郵便物を見るスタッフたちが奥でざわざわしていた。


「綺麗」とか「素敵」とか聞こえてくる。

「敦さ~ん、、これ見て。
ミナちゃんから。」
岡崎がハガキを持ってきた。

ミナちゃん、その言葉に心臓の音が大きくなる。
ドクドクドクドク…

ミナちゃんが、俺に?




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