近くて遠い君へ
「来た、俺だけに来てる!」
オッシャー!とガッツポーズする俺。
飲み会では岡崎が完全に押してたから、まさか来ると思ってなかった。
「何で、何で!?」
困惑顔の岡崎。
「知らねえよ、舞ちゃんに聞けよ」
はん、と鼻で笑う。
これはいつもの仕返し。
再びギャーギャー言ってる岡崎。
次の恋、できそう。
ミナちゃん。
ミナちゃんに出会えてよかった。
出会ってから5年、ずっと大好きだった。
どうか幸せになってください。
Fin.