近くて遠い君へ


「ミナちゃん

言わないと、

俺、離れないよ。」


いい匂い、


たまんねえ。


こんなの本当、何年振りだろう…


すげえ柔らかい。


またギュッと強く抱きしめる。


「ダメ、…や…。」

ミナちゃんの手に力が入るのが分かる。


ヤバイ、

止まらない。


「ゴメン、

ムリ…。」


ミナちゃんの顎を掴むと

そのまま唇を重ねた。
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