狼彼氏
2.
「おはよう!ゆんちゃん!」
「あさっぱらから元気ね。その元気分けて欲しいわ。」
「んー・・・。苺味の飴ならあるよ?元気の源ー」
「椎!それ俺にパス!」
・・・。蓮、まわりの女の子からの視線がいたいです。
私はリンゴ味の飴を蓮に投げて、
ゆんちゃんに苺味の飴をさしだした。
「うん、ありがと椎。これで元気が出たら皆元気もりもりよ」
っていいながらふっと笑って口に加えた。
たまにゆんちゃんは大人っぽい。
・・・いや、訂正。
かなり大人っぽい