狼彼氏
「ほいなら、日向司も来ればいいやん!!」



「「「「「「は?」」」」」」

遼さんの突拍子な案にみんなが驚きの声を隠せない。




「それなら心配ないやろ?」


「・・・そちらがいいなら」



「俺はかまわない」



「なら、椎。行ってもいいぞ」


若干ため息をつきながら司はOKをだしてくれた。


「やったぁっ!!・・・ゆんちゃんは?」



「高島もこいよ!!」



「私は行かないわ。今日は用事があるの」



そういって、一瞬遼さんをにらんで私に視線を戻した。




ゆんちゃんこないんだ・・・。











< 25 / 34 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop