嫉妬注意報〜番外編UPしました☆〜

―遥―

俺は美弥が家に
入っていくのをみると
コンビニに行こうと
街灯だけが照らす真っ暗な
道を歩きはじめた。

[・・さみー]

そう呟いた口からは
真っ白な息が
はき出された。

!!

美弥の家から
叫ぶような声が
した気がして俺は
さっと振り返る。

ケンカでもしてんのか?

そのとき俺は
それぐらいにしか
思わなかった。

もし・・俺がこの時
美弥の元に戻っていたら・・

もし・・俺がこの時
異変に気づいてたら・・

―美弥は傷つかなかった―

< 57 / 259 >

この作品をシェア

pagetop