嫉妬注意報〜番外編UPしました☆〜
病室の大きな扉に
俺は倒れこむように
座りこんだ。
[・・くそっ]
目に手を当てて涙を流す。
ただ悔しかった。
苦しかった。
「別れる」
という選択で
俺は逃げたかっただけ
なのかもしれない。
ゴメンな・・
ゴメンな・・美弥。
こうするしかねーんだよ
美弥を守る方法は
これしかねーんだ。
美弥を刺した女は
俺の元カノだった。
別れたあとも電話を
しつこくかけてきたり、
家に押しかけてきたり、
正直迷惑だった。
[大事なのは今の彼女だから]
俺が電話でそう言った時
から元カノは
電話をかけてこなくなった。
美弥を刺した女は元カノ。
俺があんな言葉を
言ったせいでこうなった。
ゴメンな美弥。