呪いの時計


帰り道、わたしはなにかの気配を感じた。




まわりを見渡した。




‥しかし、この場にいるのは自分だけ。



(うぅ、怖いよ‥)




わたしは急いで家に向かって歩きだした。




ひたひた



(!!)


今足音が聞こえた気がした‥




「だれかいるの?」




わたしは後ろを振り向いた。





‥なんの反応もない。



やはりわたしだけのようだ。
< 18 / 69 >

この作品をシェア

pagetop