呪いの時計


(歩美、ごめん


それでもわたしはあなたのこと大好きだから)






わたしは家に帰るともう一度説明書を読み直した。




(チャンスは一度きり‥)




「どうにでもなれ!」




わたしは時計の針を昨日の放課後の時間に戻した。







その瞬間、急なめまいに襲われた。




そのままわたしは気を失った。
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