王姫と葉山学園生徒会!

*機嫌伺いは大切です



空港を出た後はバスでホテルに向かい、荷物を置いてから軽い点呼と話をしたら自由行動。

この学園は学年全部で同じ所を見学、という事はしない。

あくまで生徒が自由に、をモットーに行動する。


「煉、鞄から化粧水とかのポーチ取って」

「おー」


私たちの部屋割りは2人ずつ3部屋になった。

婚約やら政略結婚・交流が多い為、必ず男女別なんて概念はこの学園には存在しない。

1001号室が私と煉、1002号室が梓と大地、1003号室が芽衣と悠馬。

最上階で3部屋しかない所を占領している。


「美姫ー、着替えんだろ?」

「ん。出しといて」

「あいよ」


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