王姫と葉山学園生徒会!
7*突然の招待状!


「パーティー?」

「そう」


再び普通の生活に戻ってから1ヶ月と少しのある日、私は招待状をちらつかせながら煉に言った。


「歴代の王姫たちとの交流パーティーだから欠席は許されないわよ」

「それって葉山だけ?」

「ううん、あっちのも来るみたい」


あっちの、とは姉妹校みたいなところのことで名前は愛国学院。

歴史はあちらの方が古く、本当の初代王姫は愛国学院が最初らしい。


「それって正装、だよな?」

「うん、そうだろうね」


歴代の交流パーティーは定期的に行われていたのは知っているが、私たちが参加するのは今回が初めて。


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