王姫と葉山学園生徒会!

早歩きでカフェテリアに向かうとすでに中は人でいっぱい。

外用ランチにして他で食べるので正解みたいね。

煉に2人分のサンドウィッチと飲み物を買ってきて貰う間に空いてるベンチを探して座る。

そういや煉に飲み物何を頼むか言うの忘れちゃったけど、煉だから適当に好みに合わせて買ってきてくれるかな、と推測するのはやはり煉が1番の理解者だから。

それに今日の気分はカモミールティーとオレンジティーで迷ってて決められないから煉が決めたのなら文句ないし、と思っていると煉がプレートを抱えて歩いてきた。


「美姫」

「ありがと。飲み物何にした?」

「お前はカモミールティー」

「煉は?」

「オレンジティー」

「なんで今日の私がカモミールティーとオレンジティーで迷ってんの気付いたの?」

「俺の気分」


半々な、と言いながらガムシロの数を私に合わせて入れる煉。

何も言わずに私に合わせてくれる煉は隣に24時間いても苦しくない。

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