王姫と葉山学園生徒会!


話し合って、今後の予定をなんとか詰め込む。


生徒には今日の寮での点呼の時に連絡するとして。

場所は…大ホール使えるか、大地連絡して。

ダンス踊れない人への講習は?土曜の午後全部使え。何ヵ所かに別れてな。

衣装はそれぞれ金持ちだ。貸出しは特待生だけっていっても煉と美姫ちゃん以外はいないんだっけ。

あ、俺たちの衣装は?悠馬、用意出来る?任せて。

美姫ちゃん踊れるんだっけ?姫になった直後に習ってるからばっちりよ。煉も大丈夫。じゃあ講習に見本で出て。講師の手配はするから。

講師なら山ちゃんに協力して貰う?あの人なんか資格持ってる筈だし。流石エリート。あ、したら音楽の先生たちもさ……



迅速に且つ丁寧に日曜までの算段を組む。いつものほわわんとした空気はまるでない。

たぶん、時間にしたら15分くらいで話し合いは終了した。


「今から資料と生徒用と教員用の手紙作るから待ってて」


私は決まった内容をパソコンを使ってまとめてプリントアウトする。

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