王姫と葉山学園生徒会!
「…にしても多いでしょ」
「まあ悠馬だからお前たちに好きなの選んで欲しいんだろ」
「煉たちの衣装は?」
「男子寮で選んだから。1着だけ」
煉が端にあったタキシード3着を見せる。
黒が2着、グレーが1着だからきっと煉がグレー。
煉にはグレーが1番合う
「煉がグレー?」
「お前ならグレー選ぶと思って」
「うーん、全部見たわけじゃないから何とも言えないけど、煉ならグレーとか白合いそうだよね。もちろん、黒もいいけど」
「それじゃ全部だろ。で、お前はどれにすんの?」
「どれにしよ…煉も見立ててよ」
「全部試着すればいいだろ」
「今から?」
「今から」
結局、全部試着して終えたのは10時を過ぎていた。