王姫と葉山学園生徒会!
「こんな梓と芽衣を見たら大地と悠馬はでれでれだね」
「そんなの当たり前でしょ、美姫ちゃん。綺麗な梓が着飾ったら更に綺麗なんだよ?」
「芽衣も可愛くなったな」
「大地、悠馬。……煉」
振り向けば、タキシードを着こなし、ヘアもちゃんとしてきた3人がいた。
3人はそこらへんのモデルなんかかっこよく見えないくらいにきめてる。
「美姫ちゃんも綺麗だね。そのドレスにしたんだ?」
「煉に選んで貰ったのよ」
「へぇ。で、そのドレスを選んだ煉は美姫ちゃんへの感想は?」
「感想っていっても試着の時に見てるし」
「それなら俺たちだって梓たちの試着見たけど?メイクしたりした本番の今とじゃ違うよ」
「…………」
大地に言われて黙る煉はあまりこっちを見ようとしない。
煉が選んだドレスだからそこに文句はない筈だけど、もしかしてメイクとこの髪型が似合わない!?