王姫と葉山学園生徒会!


「ならレシピ書いて渡すわね」

「うん!あと、一緒に作っていい?作った方が覚えやすいし」


確か家にもエプロン置いてったよね?赤いのがあったはず…


「部屋の箪笥の上だろ」

「あ、そうだ!そこにエプロン置いたんだった。よく分かったね、エプロン探してるって」

「お前、料理する時いつもエプロンしてるし」


ほんと流石だなあ。エプロン探す手間が省けた…って、またお母さんたちに見つめられてる。

…ん、でも何が言いたいかは解った気がする。

だからそこには突っ込まないようにしよう。


「煉、悪いんだけど、門限延長願いの電話してくれる?」

「おう」


夕飯食べて帰ったら門限ギリギリ。

寮は2人暮らしだから問題ないし、敷地内にいれば門限過ぎても咎められないけど、門を閉められちゃうから。


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