今日も地球の上では☆3
楽しそうに笑っていた純一郎だったけど、急に眉間にシワを寄せた。



「もう1つ、大事な話をしてもいいか?」

「ああ、なんだよ?」

「俺、ただの女好きじゃないんだよ」



……はぁ?!

真面目な顔して言うセリフなのか?

そうは思ったけど、純一郎は真面目に話しているらしい。

空を見上げて、何故か遠くを見ているような感じがした。



「俺自身も、半信半疑だけど……前世の恋人を、探しているんだと思う」



はい、もう何を聞いても驚きません。

俺は黙って話の続きを聞いた。


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