一番星
星はみんな、一番星になりたかった。

誰よりも一番、きれいに輝きたかった。

そして、人類に自分たちの存在を、知ってほしかった。

存在だけでも、認めてほしかった。

でもそれは、きっと、永遠に、叶うことのない願い。

それでも、星は、願う。

自分たちの存在を、認めてもらうことを。

そして、自分が一番、きれいな輝きを放つ、一番星であることを。


叶わぬ願いなどは、ないと信じて…。

< 6 / 6 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

キミへ贈る詩
雅衣/著

総文字数/476

詩・短歌・俳句・川柳1ページ

表紙を見る
キミへのキモチ
雅衣/著

総文字数/132

詩・短歌・俳句・川柳2ページ

表紙を見る
私の周りにいる人々へ
雅衣/著

総文字数/913

詩・短歌・俳句・川柳5ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop