意地でも幽霊はいないと信じる男の子が真冬に肝試しをやってみました。
ヒュオオオオオオ・・・
「ないないないないないない。ほんとにいくとかマジない、この寒さほんとナイ。」
その日の夜、なんと俺たちは現場にいた・・。
「オラ、行くぞ。」
「天国に?」
「ちげーよ。じいちゃんの墓んとこ花おきにいく」
「なんで今から!?なんで今日!?」
「いや、一石二鳥かなって」
「なにが一石二鳥だよ!っていうかお前それ赤バラじゃねぇか!」
「え?うんじいちゃん赤いバラ好きだったから。」
「・・・変わったおじいさんだね。」
「そうだねー、ホラ行くぞ。」