年下の幼なじみ〜甘々な恋を年下の彼に〜

「テストで赤点とりませんように、とかだろ」


「はぁ?違うしっ」



翔のことをお願いしたことがばれたのかと思ったのに、全然違うっ



「じゃあ、おいしいものがたくさん食べれますように、とか」



「だから違うっ!あたし、そんなに食べ物のことばかり考えてないよっ」



もうっ


あたしってば、そんなに食いしん坊に見えるのかな




「ほら、もう順番来た
やらないのかよ」



「あっ、やるやるっ」



あたしは、さっきまで怒っていたのも忘れ、おみくじを引いた。



なんか、さっきの話、上手くはぐらかされたような気がしたけど


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