年下の幼なじみ〜甘々な恋を年下の彼に〜
あたしたちは、いつも一緒で
朝登校するときも
下校するときも
翔の両親がいないときには、
あたしの家に泊まるってこともあった。
──…
─────……
「翔ちゃーん」
あたしは、小さいころ翔のことをちゃん付けで呼んでいた。
それを翔は嫌がった。
翔は、小さいころは本当に可愛い顔をして、身長も小さかったから、よく女の子と間違われていたみたいでそれが嫌だったらしい。
「葵ちゃん、その呼び方止めて」
「なんで?可愛いからいいじゃない」