年下の幼なじみ〜甘々な恋を年下の彼に〜

しまった……


理由何にも考えてなかった。


そりゃあ、帰れないって突然言われたら、驚くよね



「えっとね……」



空っぽの頭をフル回転して、言い訳を考える。



だけど、



思いついた答えは……



「じ、実は、……今日委員会で……」



目を泳がせながら、しどろもどろ言った。



これって、嘘です!って言ってるようなもんじゃん!



翔を上目遣いで見上げると、疑い深い目をしてあたしを見つめていた。



「葵って、部活入ってたっけ?」



「は、入ってた!保健委員っ」



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