年下の幼なじみ〜甘々な恋を年下の彼に〜
「あたし、初めてなんだから分かんないよっ」
紫帆との、会話はあたしには、刺激が強すぎるかも……
そんな、気…持ちい、いなんて、言えるわけないじゃないっ
「葵」
「ひぃ……っ」
急に、声をかけられて、ビクッとした。
気がつくと、あたしの横には翔の姿が!
「帰んねーの?」
「あ、帰る、帰る!
じゃあね、紫帆」
あたしは、紫帆にバイバイを言って、自分の席のカバンを手にとって、翔の後を追った。
もしかして、さっきの話聞かれてた?
不安になりながらも、翔の顔を見上げる。
「ん、何?」
「ううん、なんでもっ」
翔の反応を見ると、もしかしたら気付いていないのかも
ホッとしながら、帰り道を歩いた。