年下の幼なじみ〜甘々な恋を年下の彼に〜
「翔ちゃん、お誕生日おめでとう」
翔の誕生日に、あたしは言うことに決めた。
「ありがとう」
いつも通りの翔ちゃんの笑顔にホッとする。
今日は、翔ちゃんの誕生日だから、あたしの家でパーティーをする。
夕食後には、ママの作ったケーキのろうそくを消したと確認すると、
「今日は翔ちゃんとあたし、同い年だね」
早生まれのあたしは、少しの間、翔ちゃんと同い年。
その少しの期間、あたしは嬉しかった。
「だからね、あたし、今日からちゃん付けしないから」