Liar





「じゃあ、どうするんですか」




「あの闇医者の所に行くのもなぁ」




「でも仕方ないだろう。君が突然銃なんて取り出すから」




「あー、不覚だぁ」




なんだかよく話はわからないが、どうにかなるらしい。




「穹」




藍が私を呼ぶ。




視線を彼に移すと、グイッと腕を引っ張られた。





「!」






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