only…~少しの距離~




その日の図工の時間。



須賀と席の近い私。




「おーい!将登!そこのボンドとって!!」




私はもう中田と別れようとしてる、
だからもう将登じゃないんだ。




須賀の言葉は無視した。




「将登?」




須賀が私にまた声をかける。





「もう中田と別れたから将登じゃない!!!」



私は須賀にそう言った。






その言葉の須賀からの返事は意外だった。



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