幼なじみは…
外に出て少し歩くとカラオケの誰もこなさそうな路地裏に連れて行かれた。
『龍司君?どうしたの?』
さすがにあたしも怖くなってきた。
『楓ちゃん、キスしよっか…』
『えっ?』
そう言った時にはあたしの唇が龍司君に奪われていた。
そのキスはだんだん深いものに変わった。
『ん…りゅう…じ…くん…くるしい…よ…はな…して…ふぁっ』
息を吸おうと口を少し開けたら舌がすばやく入り込んできた。
『ちょ…ぁっ…りゅ…じ…くん』
舌が絡みついて上手く話せない…怖くて涙が出た。
すると龍司君の頭があたしの首に移動してチクッとした痛みが全身を巡った。
『いたっ…龍司君やめて!!!』
必死に龍司君の肩を押しても
全然きかない。
『楓ちゃん、その目誘ってるようにしか見えないよ?』
龍司君はあたしの服の中に手を滑りこもうとした。
『君ら合コン抜け出して何してるの~?』
翼くん!!助けて…
『ちっ…楓ちゃんまたね。』
そういうと龍司君はどこかにいった。