心の薔薇.
「ばーか。」
俺は照れくさくて、そっぽを向いてそう言った。
そん時、カーアが俺に飛びついてきた。
「秀雄…!!ありがとう…お前ならやってくれると思ってた…ありがとう。。」
「なっ…お前…」
「あぁ…タン達に電池をいれて貰ってな…」
「良かったな!あ…けどさ…実は…」
俺は、カーアがリリアの事が好きだったと言うことを思いだして、リリアのことを言うのが気まずくなった。
「リリアのことか……?」
「ぇ……あぁ…」
「あいつ…俺が守ったのにな…けど、俺達はお前を守るためにつくられた機械だから…お前を守れたなら、光栄だったと思うぜ…?」
「カーア…。」
俺の胸はすっげぇ感動して、熱くなっていた。
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